高田遺跡
2018.12.16(日)
高田遺跡は物部川の河口に近い左岸に位置する遺跡です。平成27年度から発掘調査が行われており、弥生時代の竪穴建物跡や奈良・平安時代の掘立柱建物跡等が確認されています。遺物では弥生土器や赤く塗られた土師器の皿や盤、須恵器の杯・蓋など古代の食器が多数みつかっており、当時の生活を知るうえで貴重な資料となっています。平成29年度の調査においても、弥生時代と奈良・平安時代を中心とする遺構と遺物が確認され、野市台地の内陸部にも遺構の広がりが認められました。
また、特徴のある遺物としては墨書土器が出土しています。昨年の調査では土師器皿の底部に墨書を施したものがありましたが、今回の調査では須恵器の蓋に「□木」と杯あるいは皿に「休」、さらに「「○に上」または「○に土」と高台内に施された土師質土器椀が出土しています。
- 開催日
- 2018年12月16日(日)
- 時間
- 13:30〜15:00
- 場所
- 高知県立埋蔵文化財センター
- 申し込み
- 不要
- 定員
- 40名
- 費用
- 無料
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