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よくあるご質問
大むかしの人のくらしについての質問
<旧石器時代>
Q.「大昔のひとは、どのような石を使って生活をしていたのですか?」
A.「黒曜石やサヌカイト、チャートという石で道具を作って、動物を狩っていました。黒曜石やサヌカイトは使いやすいですが高知にはないので、山を越えて県外まで石を取りに行っていました。自然の石から、上手に打ち欠いて石の道具を作りました。」
<縄文時代>
Q.「竪穴建物は、なぜたてに穴を掘ったのですか?」
A.「土の中は夏は涼しく、冬は暖かいので過ごしやすかったのではないかという説や、空間を広くするためという説があります。昔の人はある面では現代人よりすぐれた生活の知恵をもっていたでしょう。」
<弥生時代>
Q.「弥生時代にはどれくらいの人がいたのですか?」
A.「高知龍馬空港付近の田村遺跡では、空港より広い範囲でムラのあとがみつかっています。土器なども大量に出土していて、たくさんの人が住んでいたようです。 以前は高知は昔から人が少なかったと言われたこともありましたが、そうでもないようです。田村遺跡では弥生時代の中ごろには大勢の人がいました。」
<古墳時代>
Q.「高知にはどれくらいの古墳があるのですか?」
A.「200以上あります。 古墳の形は丸や四角、前方後円墳などがあります。高知には、県外で流行した前方後円墳がないことが1つのナゾです。」
体験教室についての質問
<勾玉づくりについて>
Q.「勾玉はどのようなものでつくりますか?」
A.「石でつくります。石の中で一番かたいのはダイヤモンドで、一番やわらかいのは滑石という石です。滑石には爪でも傷がつきます。 縄文人も最初は滑石でつくっていたようです。体験教室では1時間ほどで仕上がります。」
<銅鏡づくりについて>
Q.「鏡はどうやってつくるのですか?」
A.「本ものの銅鏡は銅でできていますが、銅を溶かすには1000度ぐらいの温度が必要で大変です。体験教室では亜鉛とすずの合金を使います。138度くらいで溶けるので、低融点合金とよびます。」
遺跡についての質問
<お城について>
Q.「お城はどれくらいの数があったのですか?」
A.「高知の中世(武士の時代)の城は700くらいです。江戸時代は高知城だけですから、戦国時代以前やはりはお城が多かったのですね。中世の山城は最近人気があります。」
<遺跡について>
Q.「高知県の遺跡の数はどれくらいですか?」
A.「旧石器時代〜近世(江戸時代)まであわせると2400〜2500ぐらい。あなたのお家や学校の近くにもきっとあります。」