田村遺跡群
縄文時代から近世にかけての遺跡です。縄文時代後期では九州との関連が深い鐘崎式土器が多く出土し、注目されています。弥生時代では本格的に稲作を始めた初期のムラの様子が明らかとなりました。中期には西日本でも屈指の大集落となり、大きな影響力を持っていました。古代では官衙的な建物跡が検出され、荘園を管理する施設の可能性があります。中世では守護代の居館である田村城館とその周辺には環濠を伴った屋敷地が検出され、土佐国を支配する拠点でした。
- 所在地
- 南国市田村 GoogleMAPで表示
- 主な時代
- 縄文時代・弥生時代・古代・中世・近世
- 主な遺構
- 竪穴建物跡・大溝・土坑・掘立柱建物跡・環濠屋敷跡
- 主な遺物
- 縄文土器・弥生土器・銅矛・土師器・須恵器
基本情報
備 考
その他の遺跡
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- 名称:
- 岡豊城跡
- 場所:
- 高知県南国市岡豊町
- 時代:
- 中世
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- 名称:
- 下ノ坪遺跡
- 場所:
- 高知県香南市野市町西野
- 時代:
- 古代
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- 名称:
- 具同中山遺跡群
- 場所:
- 四万十市具同
- 時代:
- 古墳時代
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- 名称:
- 奥谷南遺跡
- 場所:
- 南国市岡豊町小蓮
- 時代:
- 旧石器時代