下ノ坪遺跡
奈良〜平安初期の大型掘立柱建物跡が多数検出されました。それらには特徴があり、長さ約17mと古代では県下最大級の建物があることや、建物がL型に配置されたり、互いの柱筋が揃えられていることがあげられます。最大級の建物の柱穴には、仙人や神獣が鋳出された銅鏡が埋められていました。その他、当時希少であった緑釉陶器の火舎など、他の遺跡ではめったに見ないものが出土しています。物部川河口で、役人たちを含む人々の活動拠点だったと考えられます。
- 所在地
- 高知県香南市野市町西野 GoogleMAPで表示
- 主な時代
- 弥生・古墳後期・古代
- 主な遺構
- 竪穴建物跡・掘立柱建物跡・土坑・溝跡・その他
- 主な遺物
- 土器・ガラス玉・鉄器・陶硯・銙帯・緑釉陶器・八稜鏡・鉄滓
基本情報
備 考
その他の遺跡
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- 名称:
- 岡豊城跡
- 場所:
- 高知県南国市岡豊町
- 時代:
- 中世
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- 名称:
- 具同中山遺跡群
- 場所:
- 四万十市具同
- 時代:
- 古墳時代
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- 名称:
- 高知城跡
- 場所:
- 高知県高知市丸ノ内
- 時代:
- 近世
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- 名称:
- 田村遺跡群
- 場所:
- 南国市田村
- 時代:
- 弥生時代