湖州方鏡
土佐市バイパス建設工事に伴う発掘調査で実施された光永・岡ノ下遺跡からみつかった湖州方鏡です。
「湖州真石家念 二叔青銅照子」と陽鋳された方鏡で、県内で初めて確認されました。縁の断面は蒲鉾形をしており、鏡背の中央部には一部欠けていますが、幅0.9㎝の半円形をした鈕が付いています。この鏡がみつかった遺構は、掘方が見つかりませんでしたが、土師質土器、白磁、古銭(熈寧元寳)、刀子とともにこの鏡が出土しており、土坑墓と考えられます。
- 遺跡名
- 光永・岡ノ下遺跡
- 所在地
- 高知県土佐市高岡町
出土場所
- 中世
時 期
- 1辺
- 9.1㎝
- 縁厚
- 0.2㎝
- 全厚
- 0.1㎝
法 量
備 考
その他の収蔵物
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- 名称:
- 土師質土器 皿
- 出土:
- 追手筋遺跡
- 時期:
- 近世
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- 名称:
- 石鏃
- 出土:
- バーガ森北斜面遺跡
- 時期:
- 弥生時代
-
- 名称:
- 瓦 軒丸瓦(家紋瓦)
- 出土:
- 高知城伝下屋敷跡
- 時期:
- 近世
-
- 名称:
- 瓦 軒丸瓦
- 出土:
- 野田廃寺跡
- 時期:
- 古代