太型蛤刃石斧
弥生時代に大陸から伝わってきた磨製(ませい)石斧の一種ですが,縄文時代にも同じような石斧は存在しています。刃の部分が蛤(はまぐり)のような形をしていることからこの名前がつけられています。断面が楕円形の重量のある石製品で,主に樹木の伐採用として使用されたと考えられています。
田村遺跡群で出土する多くの太型蛤刃石斧は,物部川で採れる緑色片岩や御荷鉾(みかぶ)緑色岩,硅質(けいしつ)安山岩などで作られていますが,それ以外の場所で採れた石材も使用されています。
- 遺跡名
- 田村遺跡群
- 所在地
- 南国市田村
出土場所
- 弥生時代
時 期
- 全長
- 16.4cm
- 全幅
- 6.8cm
- 全厚
- 4.3cm
- 重量
- 793.9g
法 量
備 考
その他の収蔵物
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- 蝙蝠扇
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- 光永・岡ノ下遺跡
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- 中世
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- 名称:
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- 高知城伝下屋敷跡
- 時期:
- 近世
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- 名称:
- 土偶
- 出土:
- 居徳遺跡群
- 時期:
- 縄文時代