ませい いしぼうちょう
磨製石包丁

稲穂を摘み取るために使用された弥生時代の特徴的な石製品で,種類は磨製と局部磨製,打製に大きく分かれます。刃は両刃と片刃のものがあり,紐を通す穴は2孔が基本と考えられますが,1孔のものも存在します。打製のものには穴は作られません。
弥生時代前期に出土する石包丁の大半は磨製ですが,中期以降打製が増加します。石材は頁岩や粘板岩,砂岩,緑色片岩などですが,遺跡周辺以外の石材も認められます。
- 遺跡名
- バーガ森北斜面遺跡
- 所在地
- 吾川郡いの町
出土場所
- 弥生時代
時 期
- 全長
- 11.0cm
- 全幅
- 4.4cm
- 全厚
- 0.9cm
- 重量
- 55.4g
法 量
備 考
その他の収蔵物
-
- 名称:
- ナイフ形石器
- 出土:
- 奥谷南遺跡
- 時期:
- 旧石器時代
-
- 名称:
- 湖州方鏡
- 出土:
- 光永・岡ノ下遺跡
- 時期:
- 中世
-
- 名称:
- 鉄剣
- 出土:
- 長畝2号墳1号主体部
- 時期:
- 古墳時代
-
- 名称:
- 瓦 軒丸瓦(家紋瓦)
- 出土:
- 高知城伝下屋敷跡
- 時期:
- 近世